今回は本当に良かった… これまでのような王道的な特撮作品としての神回だったけど、 ドラマティックかつ怪奇特撮な作風での神回だった。 未だかつてない強敵として立ちはだかる古参のガラモンを相手に、 戦いを繰り広げるSKaRDとブレーザー。 対照的に優美かつどこか怪しい雰囲気のメロディを奏でる四重奏。 その背後には侵略者として地球に降り立ちながら、 音楽という発明に魅了されてその道を歩み始めた遊星人。 使命と好奇心の間に挟まれた上での最後のコンサートを、 苦しそうであり楽しそうな表情で奏でている様があまりにもドラマティックで、 ウルトラマンとは別の作品を見ているような感覚だった。